歯のホワイトニングをするには、薬剤を塗ったり光を当てたりと、何かと手間がかかります。
ところが、もっと簡単に歯を白くできるのが「ホワイトニングテープ」です。
この記事では、手軽にホワイトニングができる「ホワイトニングテープ」をご紹介します!
ホワイトニングテープとは?
ホワイトニングテープとは、自分で手軽にホワイトニングができるアイテムです。
アメリカでは定番のアイテムになっています。
ホワイトニングテープは薄いフィルムのような素材でできており、直接歯に貼り付けて使用します。
ホワイトニングテープには漂白作用の高い過酸化水素が10%程度含まれているため、それが歯に作用して歯を白くします。
ホワイトニングテープの価格は約7,000円のため、歯科医院でのオフィスホワイトニング料金の2分の1以下。
サロンでのセルフホワイトニングの利用料金の2回分程度になっています。
ホワイトニングテープの使い方
ホワイトニングテープの使い方は以下の手順になります。
1)ホワイトニングテープを歯の表面に均一に貼ります。
ホワイトニングテープを貼る前は歯磨きをせず、軽く口をゆすぐ程度にします。
2)テープを剥がして歯磨きをします。
30分程度経ったら、丁寧にテープを剥がします。
剥がした後は、しっかりと歯磨きをします。
テープを貼ってある間に歯の表面についた汚れた色素を溶かすため、貼っている間はなるべく口を動かさないようにします。
なお、テープを変に剥がすと美白部分にムラができてしまいます。
特に、歯並びの悪い人は注意が必要です。
また、長く貼り過ぎると過酸化水素が歯の奥に浸透し、強い痛みを生じることがあります。
決められた時間を守ることが大切です。
ホワイトニングテープのデメリット
ホワイトニングテープのデメリットには以下などが挙げられます。
1)知覚過敏の発症
日本人の歯は欧米人と比べて知覚過敏が起こりやすくなっています。
それは、日本人の歯は厚みが薄く、神経が欧米人に比べて太いという特徴があるからです。
知覚過敏の起きやすい歯に、強い刺激のあるホワイトニング剤を塗布すると、歯を通過して神経に届いてしまうことがあります。
冷たいものを食べた際に、知覚過敏の起きやすい人は注意が必要です。
仮に、神経の痛みがひどい場合は使用を中止した方が賢明です。
2)白いまだらの発生
ホワイトニングテープを貼る際に、歯とテープの間に空気が入ったり、唾液が混じってきれいに貼れなかったりすると、ホワイトニング剤にムラが生じます。
すると、歯の表面がまだらに白くなることがあります。
まとめ
ホワイトニングテープは即効性があり、効果を実感しやすいのがメリットです。
ホワイトニングテープに含まれている過酸化水素が、歯の表面の色素を漂白して浮かせることで歯を白くします。
当然、過酸化水素の含有量の多い方が漂白作用は強くなります。
歯をムラなく白くするコツは、テープを歯に広げるように均一に貼ることです。
なお、オフィスホワイトニングでも過酸化水素を使用していますが、濃度が30%を超えており、美白効果はホワイトニングテープより高くなっています。
ちなみに、ホワイトニングテープは日本の薬機法で無認可の過酸化水素が使われているため、店舗での販売許可が下りていません。
従って、購入場所は主にインターネット通販になりますよ。