ホワイトニングと言えば、これまでは歯医者で施術してもらうか、歯医者でもらった器具を使って自宅で施術するかの2択でした。
しかし、最近ではお店に出向いて自分で施術する、ホワイトニングサロンが流行しています。
この記事ではホワイトニングサロンについて徹底解説!
ホワイトニングサロンのメリットや施術の流れをご紹介します。
自分で行うホワイトニングサロンのセルフホワトニング
ホワイトニング(歯を白くする施術)というと、以前はオフィスホワイトニングと言って、歯科医院で施術してもらう方法を採っていました。
また、歯科医院で自分の歯型にフィットするマウスピースを作ってもらい、自宅で行うホームホワイトニングというものがありました。
ただ、現在は専門のホワイトニングサロンがあり、自分でも気軽にホワイトニングができるようになっています。
ホワイトニングサロンでは自分で施術する!
ちなみに、歯であっても、他人の体の部位をいじることは医療行為に当たります。
従って、歯科医師や歯科衛生士以外の人が他人の歯に触れることはできません。
そのため、ホワイトニングサロンではスタッフが利用者の歯に触れることはありません。
同様に、歯科医院のホワイトニング剤は医薬品が用いられています。
ホワイトニングサロンは医薬品を使えないため、人の体に影響しない薬品が使用されています。
●セルフホワイトニングのメリット
歯科医院で行うホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士がホワイトニング剤を塗り、光を照射します。
一方、セルフホワイトニングは全ての施術を利用者自身で行います。
自分自身で行うホワイトニングのメリットとして、以下が挙げられます。
1)施術費が安価
利用代金は1回3,000~5,000円と、歯科医院のホワイトニング料金に比べて5分の1以下になっています。
2)少ない痛み
ホワイトニングサロンは歯科医院のような強い効果のある薬剤を塗ったり、強いライトを照射したりできません。
それが逆に、痛みをあまり感じないというメリットに繋がっています。
3)ステインの排除
セルフホワイトニングでも、歯の表面の汚れ(ステイン)を落とすことができます。
飲食物や喫煙によってステインの付着した歯を白くできます。
ホワイトニングサロンでの施術の流れ
ホワイトニングサロンごとに施術内容の異なる面がありますが、基本的な流れは変わりません。
施術の流れは次のとおりで、4)~6)の手順を繰り返し行います。
※回数はサロンで指示されます。
1)スタッフによるカウンセリング
施術における説明を受けます。
同時に、疑問点や不安なことを相談します。
2)歯磨き
施術前に利用者自身で歯磨きをします。
歯の表面や歯間の汚れをしっかり落とすと、ホワイニングの効果が高まります。
3)ゆすぎ
歯磨きの後に水で口をゆすぎ、ティッシュなどで水分をしっかり取ります。
4)薬剤を歯の表面に塗布
薬剤を歯の表面に均一に塗ります。
その際、薬剤が歯茎に付着しないようにします。
5) LED ライトの照射
照射時間は使う機械やサロンによって異なります。
6)薬剤の拭き取り
薬剤が歯に残らないように、よく拭き取ります。
まとめ
ホワイトニングサロンで行うセルフホワイトニングは、歯科医院で行う施術とほとんど同じことを行います。
ただ、ホワイトニングサロンは医療機関ではないため、医療行為は行えません。
その分、歯科医院のホワイトニングより効果が劣ることは否めません。
その反面、安い費用でホワイトニングができる、痛みを感じることが少ない、自分のスケジュールに合わせて施術ができるなどのメリットを得られます。
ただ、セルフホワイトニングはその名の通り、利用者自身の判断で行うため、全て自己責任になります。
例えば、ホワイトニングにおける歯の検査はホワイトニングサロンではできません。
また、施術によって口の中に炎症が生じた場合、歯科医院であれば適切な処置を施してもらえますが、ホワイトニングサロンは病院ではないため、何もしません。