結論をいえばホワイトニングは基本的に安全です。
主に利用されている薬剤は漂白剤をベースにしたものですが、その薬剤は安全性が認められています。
アメリカの厚生労働省の部署に相当するFDA(アメリカ食品医薬品局)だけでなく、日本の厚生労働省でも安全性を認めています。
そういったホワイトニングの薬剤は各国の機関から認定を受けていますから、事前にチェックすることで安全なホワイトニング薬剤の選択が可能です。
また、ホワイトニングを行うサロンや歯科クリニックでは、光を使用するものもありますが、こちらも医療機器として認められたものを使用しているので安全です。
このようにホワイトニングに用いる薬剤や機材はいずれも安全なものを使用しているため、基本的には安心して受けられます。
ホワイトニングの漂白剤の安全性
ホワイトニングに用いる薬剤に漂白剤について、一瞬家庭用の漂白剤をイメージし、「口の中に入れても安全なの?」という疑問を感じる方も多いはずです。
しかし、漂白剤という名前がついているものの塩素系漂白剤のような人体にダメージを与える薬剤ではなく、全く異なった種類の漂白剤なので、危険ではありません。
極端な例えですが、メチルアルコール(燃料などに使う飲んだら危険)とエチルアルコール(いわゆるお酒の成分、適量なら安全)の違いと同じです。
名前は同じですが、全く違う成分で安全だと思って利用しましょう。
もちろん付き合い方を誤ると危険なので、次の項目でその点について解説します。
ホワイトニングでも安全でないものがある?
ホワイトニングは基本的に安全です。
しかし、使い方を誤ったり、認定されていない薬剤や機器を使うと危険を伴うことがあります。
例えば、薬剤は安全でも施術の方法を誤って、塗布する箇所や量を基準から逸脱してしまうと、知覚過敏などの副作用を引き起こします。
また、回数を過剰に行ってもそういった症状が現れることもあるのです。
そういった意味できちんとした施設やクリニックで適切なホワイトニングを受け、自身の判断や値段だけで施設を選んでしまうことがないように慎重な態度を求められることもあります。
同様にホームホワイトニングの場合も適量やタイミングをきちんと守って安全を確保するようにしましょう。
そうすることで安心のホワイトニングを行うことができます。
まとめ
ホワイトニングは基本的に安全です。
薬剤も厚生労働省やFDAが長年の臨床データや研究調査を行ったうえで安全性を確認したものを使用しています。
そういった意味で基本的には安全にできるホワイトニングですが、ホームホワイトニングで過剰な薬剤を使ったり、怪しい機器を使ったりすると知覚過敏などの副作用が出ることもあるので注意が必要です。
もし不安であれば専門の施設や歯科クリニックなどでプロのホワイトニングを受けることをオススメします。
このように自分でもホワイトニングの付き合い方に気をつけたり、適切な場所で、信頼のおける専門家やそのスタッフの施術を受けるようしましょう。
そうすることによってホワイトニングは安全な美容の手段といえるのではないでしょうか。